ホームページは、ページごとのタイトルを付けることが非常に大切です。タイトルは言ってしまえば、本の背表紙とも言えます。さまざまなタイトルをつけて本棚に並べておけば、そこから興味を持って手に取ってもらえる確率は上がります。そのため重複したタイトルをつけてしまうとユーザーが不便に感じてしまいますし、集客面でも不利になってしまいます。また、タイトルを付けるときは、中身とタイトルがきちんとリンクしているかどうかも大切です。タイトルに惹かれて本を手に取ったのに、中身が全く違うものであればクレームにもつながってしまいます。タイトルの付け方には、見てもらいやすくなるいくつかのルールが存在します。まず、タイトルは中身がすぐに分かるものにしましょう。キーワードを入れることも大切ですが、できれば「引っ越し 必要なもの」といった単語の置き方でなく、「引っ越しに必要なものをご紹介」といったように、文章にしてしまった方が分かりやすくなります。タイトルの文字数については、titleタグに入力するときには30文字に収まる程度が好ましいとされています。30文字は、検索結果画面にぎりぎり載るだけの文字数になっています。この文字数をオーバーすると、文末が省略されて表示されてしまうのです。ただし、省略されても問題ないと判断した情報(株式会社の部分が省略されるなど)であれば、長くなっても問題ありません。必要なキーワードは、なるべく文章の前の方に持ってきておけば、省略される心配もなく、かつ読みやすくもなるので安心です。これらはあくまで「見てもらいやすくなる」というものなので例外も存在します。タイトルがどんな方法で見やすくなるのかを考えた上で、実行していきましょう。