ウェブサイト制作会社が謳う「得意分野」

今では自社のHPを持つのが当たり前の時代ですから、いわゆるウェブサイト制作会社も巷に氾濫しています。彼らの間には能力差があったり、得意分野の違いがあったりします。ですからアウトソーシングする時は、HP等を通じてその会社の得意分野を調べ上げ、自社のサイトに合っているかどうか確認しましょう。得意分野としてよく挙がるのが、「オールラウンドな下請け」「デザイン「プログラム構築」「SEO」「解析」「集客」「トータルサポート」等々です。下請けとして一手に引き受けている会社は、低価格で請け負ってくれるケースが多いとされます。急なお願いも聞き入れてくれる可能性が高く、人間関係で嫌な思いをすることは無いでしょう。その反面、企画力、集客力に欠けるところが多いので注意しましょう。デザインを得意とする会社は格好のいいサイトを作ってくれますが、プログラムのような細かい作業は苦手だったりします。もちろんデザインもプログラムも得意だと豪語する人もいるでしょうが、現実には少数派だと考えて下さい。プログラムが得意な会社は構築力がありますから、複雑な構成のサイトをお願いしても安心できます。但しロジックに心血を注ぐあまり、デザインが疎かになることもあります。SEOが得意な会社は、集客に的を絞ったサイトを制作してくれます。あくまでも優先事項は集客ですから、集客のためにデザインを犠牲にしたり、構成を犠牲にしたりすることがあります。解析が得意な会社は、サイトの制作で実際にどの程度売り上げがアップしたのかを正確に算出してくれます。ですからクライアントとしては費用対効果がすぐに分かります。トータルサポートを謳っている会社は工程の管理は得意なのですが、工程の一つ一つを掘り下げることができません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です